本当の仮想敵の作り方

情報発信では仮想敵が大事だ!なんて言われていますが、ほとんどの人がその仮想敵の作り方をミスっています。

正しい仮想敵が作れないと、

・小物感が露呈する
・売れない
・ダサい
・ファンがつかない
・人を叩いて双方気分が悪くなる

という現象が起きます。

それでは早速、正しい仮想敵の作り方を解説します。

目次

結論

正しい仮想敵の作り方は、文化や風習を敵にすることです。

では具体事例を交えて、解説していきます。

突然ですが、ホストの仮想敵はわかりますか?

イケメンがやる、あの夜職のホストです。

ヒントは、『●●という文化』です。

答えは、

『アイドルとイチャイチャできない文化』です。

ジャニーズを初め、
さまざまな男性アイドルはいますが、
『会ってイチャイチャする』
ということはできません。

だからこそ、昨今のホストは

・TikTok
・Twitter
・YouTube

これらのメディアを活用し、ホストを『ネットアイドル』に仕立て上げています。

そしてアイドルは会いに行けないけど、ホストというネットアイドルは会える。

『アイドルとイチャイチャできないという文化』

を仮想敵にして、

『金さえ払えばアイドルとイチャイチャできる』

というもの提供しているわけです。

他にも、

MacBookは

“挑戦する人を笑う人たち”

が仮想敵ですし、

ディズニーに関しては、

“夢を壊す人たち”

が仮想敵です。

だからディズニーのコンセプトは夢の国なのです。

情報商材とコンテンツビジネスの仮想敵は?

じゃあ情報商材・コンテンツビジネスの仮想敵はどうでしょうか?

いくつかあります。

いきますね。

情報商材の仮想敵は、

・『資金がないと成功できない』という文化
・『労働』という文化
・『成功するには膨大な労力がかかる』という文化
・『商売は在庫を抱えるもの』という文化

ざっくりあげただけだとこれだけあります。

ただ、みんな訴求が同じ過ぎて飽きられている人が多いです。

ほとんどの人が、

・在庫なしで始められる!
・原価がほぼかからない!
・そんな私でも自由な成果を手に入れることができた!

似たような発信になるからです。

じゃあ正しい仮想敵はどう作ったらいいのか?

その実践編をお伝えします。

仮想敵実践編

先ほど文化や風習を敵にする、ということを話しましたが、手法に着目すると市場の穴が見えてきます。

例えば、

▶︎ネットで完結するせどりのノウハウを売りたい

ということであれば、

『普通のせどりは店舗も行かなきゃいけないし、忙しい主婦や残業が多いサラリーマンだとこなすことができません…。

僕もその経験がありますが、全然続けることができませんでした。

しかしこのノウハウを実践することで、時間的自由を確保することができました』

という感じです。

この時の仮想敵は、せどりは店舗に行って仕入れなければいけないという習慣、文化、手法です。

他にも、

▶︎自動化で商品を販売する方法を教えたい


ということであれば、

▶︎時間的自由ができないコンサルやその他の業務

を仮想敵にすることができます。

ちなみに仮想敵の作り方を正しく作れたとしても、嘘はダメです。

オンラインで完結すると言っているのに、実は違うとか、時間的自由確保できてないのに、自由になったとか言っちゃダメです。当たり前だけど。

仮想敵は一つじゃなくていい

最後に、仮想敵は何も一つじゃなくていいです。

その時伝えたいメッセージによって変えるといいですね。

せどりそのものをお勧めしたい時は、今はやっている動画編集とかウェブデザインを仮想敵にするといいし、その時で伝えたいメッセージを変えるのがマストです。

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